謝辞

このホームページに収録した音楽は

Wouter Dekoninck氏，中丸まどか氏，

Hildebrandt Consortが実演し，

編集，加工，増幅など

ポストプロダクションを施していない

あらゆる意味でPure&Rareな記録です．

抄録ですがライブ録音ならではの

第一級の音楽家たちのシズル感，

ドライブ感を味わってください．

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深みと実存 自発性豊かな歌唱

鮮やかなフレージングの独奏ヴァイオリンと

音色多彩なレジストレーションのオルガン

これらに応える計算されたアンサンブル

大胆なアーティキュレーションと

陰影あるフレージング

テンポ リズムの綾が生み出すダイナミズム

時代様式を尊重しながら

一聴して音楽への豊かな感性に裏打ちされた

​音楽家の集団によって生み出された

付加価値が至る所に配置され

これらが渾然一体となり今に実現した

レベルの高い演奏であると気づかされます.

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聖ゲルトルード教会で収録した

コラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」と

「その主題に基づく

独奏ヴァイオリンによるパルティータ」は

ヴァイオリンは教会の内陣に，

歌手はオルガンバルコニーで歌っています．

つまり教会の長辺-東西端に

演奏者は配置され，

call and response形式で進行する

声とヴァイオリンは

高いヴォールトの天井を伝い，

中央に位置する聴衆には

まさに天上から届けられた音楽のように

降りそそぎ，

奏でられました．

ヴァイオリンと歌手とは直線距離で

40メートル位離れて，

レコーダーはヴァイオリンから

7-8メートル位に設置してあります

ここに収録した

Hildebrandt Consortの音楽は

すべて日本国内の演奏環境では

味わえない得がたい録音です．

 

最後に当ホームページに音楽の収録を

快く許可いただいた

関係各位には厚くお礼申し上げます．

​

Special thanks to

Liselot de Wilde
Ensemble Vendetta (dir. Anne Bernard)
Ensemble LinGon

Chihiro Nakamaru